5月15日(土)『あゝひめゆりの塔(1968)』を観ました。
http://www.nikkatsu.com/movie/21090.html
太平洋戦争末期の沖縄を舞台に、吉永小百合と浜田光夫の黄金コンビで“特志看護婦”として戦火に散華した“ひめゆり部隊”の乙女の悲劇を涙と感動で綴った一大青春譜。
●『あゝひめゆりの塔』はこんな映画(ネタバレあり)
日活の100周年記念作品でもあるので、どこまで沖縄戦を描けるのか、そんなに悲惨な見せ方はしないのではないかと思っていましたが、今作は凄まじく気合が入っていました。
吉永小百合さんが素晴らしかったです。沖縄戦という重たい話を、最後まで明るく強く、今作の最後まで引っ張っていってくれました。
まだ若い学生を巻き込んで戦ったことで、兵隊だけでなく数多くの若い人が亡くなったというのは、今見ても信じられない話です。
後半は手足が飛び散るような映像なので、モノクロでなかったら見れなかったかもしれません。少なくても中学生3年生くらいから(PG15)の鑑賞をおすすめします。
沖縄戦は「ありったけの地獄を集めた」とも言われます。今作を最後まで見たら、その言葉の意味が分かるまではいかなくても、感じられるようになる作品だと思います。
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●この日に映画を観た話
うれしかったのははじめて上映会に観にきてくれた人がいたことです。
多分この作品は一人では見れなかったと思うので、一緒に見れてよかったです。泣きすぎて頭が痛くなるくらいでした。