大豊町『にしどい』リクエストされた映画を観ます。

地域に住んでいる人が、映画を観に来ていただける場所です。

4月24日(土)『男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973)』を観ました。

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初夏の北海道網走に出向いていた寅次郎は、レコードを売っていた道ばたでドサ回りの三流歌手松岡リリー(浅丘ルリ子)に声をかけられ、お互いの「あぶく」のような生活について語り合い、同じような境遇にあることで意気投合する。
マドンナ(旅回りのキャバレー歌手:松岡リリー)役に浅丘ルリ子をむかえた『男はつらいよ』シリーズの第11作。(wikiより)

男はつらいよシリーズの沖縄の作品『 寅次郎ハイビスカスの花(1980)』を見たいと思ったのですが、この作品はリリーさん(浅丘ルリ子)の出てくる三部作の三作目なのでした。
それだったらリリーさんがマドンナの11作目『男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973)』、15作目『男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975)』と順番に見てから、25作目『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980)』を見ようということになりました。隔週で上映予定です。

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今作のマドンナのリリーさん(浅丘ルリ子)は、ドサまわり(芸能人などが地方を巡業すること)の歌手である。となると、流れ者の寅さんと同じ、流れ者ということである。これは、今まで見たマドンナにはいなかった形であった。
流れ者と流れ者なので、お互いのつらさもわかる。これは私としては、かなり面白く、かつ深いとこまで話が展開していきました。
浅丘ルリ子のリリーさんは完全なハマり役。ここまで生き生きしてそこに実際にいるようにしか思えないのは、さすが山田洋次監督です。

(この作品はゲオの宅配レンタルにあります。https://rental.geo-online.co.jp/

●この日に映画を観た話

しばらくぶりの喜劇だったので、みなさん楽しく見れたようです。リリーさん三部作の予告を順番に見て、今度隔週で『ハイビスカスの花』まで上映することをお知らせしました。