大豊町『にしどい』リクエストされた映画を観ます。

地域に住んでいる人が、映画を観に来ていただける場所です。

4月17日(土)『愛と死をみつめて(1964)』を観ました。

●『愛と死をみつめて(1964)』はこんな映画(ネタバレあり)

大学生の高野誠は、入院先の病院で小島道子と出会った。かわいくて清純な道子に、誠は一目惚れ。しかし二年後に再会したときも、道子は相変わらず病院生活を送っていた。どうにか高校を卒業した道子だったが、軟骨肉腫が再発し入院。誠は道子との文通を続け、時間ができると病院へ見舞いに行くようになる。( https://www.nikkatsu.com/movie/20815.html より)


この眼帯の美少女を見て思い浮かべるのは『エヴァンゲリオン』の綾波レイ。今作からイメージしたのかもしれない。


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原作である本は、おそらく誠と道子との文通の内容で書かれていて、それを脚色して映画化したんではないかと思われる。

なにしろ主演の吉永小百合が美しい作品である。どこから見ても、どのシーンも(元気な時も、絶望した時も)吉永小百合が美しい。

あと、ほとんどが病院のシーンだが、大部屋に移っての同室に居るのは、やたら賑やかな「ミヤコ蝶々」と「笠置シヅ子」とおばあちゃん役で一度は見たことあるはずの「北林谷榮 きたばやし たにえ(見たらきっとわかる)」。

淡々とした純愛ものかと思ったら、いきなり短歌が出てきたり、ホラー映画みたいなシーンも出てきて、一見の価値ありな作品。
私は宇野重吉に泣かされました。さすがの存在感でした。

(この作品はゲオの宅配レンタルにあります。https://rental.geo-online.co.jp/

●ここの日に映画を観た話

f:id:keigaku9660:20210418141312j:plain前回はお客さん1人だったので、今回は4人で賑やかに楽しく見れました。
泣ける作品なんですが、ツッコミどころもかなりあって、そういうのを言って笑ったりの上映でした。