8月7日（土）『花笠若衆（1958）』を観ました。
江戸っ子ひばり、若殿橋蔵！ 剣と歌と恋 御存知おしどりコンビの決定版！
喧嘩買った暴れ若衆！ひばりの二役、橋蔵の剣が江戸八百八丁の花道を突っ走るひばり・橋蔵の魅力満開痛快篇！
（ https://www.toei-video.co.jp/catalog/dutd02378/ より）
美空びばり作品をいくつか観ていくと、なにか定番みたいなものがあることに気がつきます。例えば、ひばりの二役（男役と女役）とか、悪巧みを懲らしめるとか、チャンバラシーンとかですね。
今作はそのような定番部分はおさえているのですが、逆に「どこかで観たようなひばり作品」みたいな感じがしました。なんだかこの作品独自の部分が、伸びていくと面白いのですが、そういう発見はあまりなかったです。おきまりの悪巧み、おきまりの大立ち回りでなくて、この作品でしか見れない展開とかが見たいと思いました。
あと、悪巧みする人たちの説明的な会話部分とかは、なんだか少し退屈だったりして、面白いところだけをうまいこと繋いで欲しいと思いました。
