4月3日(土) 『ひばり十八番 弁天小僧(1960)』を観ました。
●『ひばり十八番 弁天小僧』はこんな映画(ネタバレあり)
『これは、ひばり版アベンジャーズだっ!』
地球や宇宙を救うためにヒーローたちが手を組んで悪と闘う、アメリカの大作映画がアベンジャーズですが、こちらは正義の五人衆が悪いやつらの巧みから、江戸の庶民を救います。
唄ありチャンバラありの、娯楽作品です。
今作の美空ひばりは男役(菊之助)で、いきなりお金持ちの奥様のお相手を、男としてさせられるというはじまり。
そこで殺しの濡れ衣を着せられるという、目の離せない展開です。
テンポのいい、見るものを飽きさせない展開で、最後まで面白く見れました。
作品の長さは73分で、当時は劇場の外にズラッと人が並んで、満員の観客に1日に何回も上映していたことでしょう。
今回は見終わってからお客さんから自然に拍手が出ました。美空ひばりの映画はもっと注目を浴びていい作品が、まだまだありそうです。
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●この日に映画を観た話
はじめて上映会に来てくれた人もおられました。
美空ひばりのチャンバラものは、最後はスカッとした勧善懲悪なハッピーエンドなので、見終わって気持ちよく帰れるようです。
娯楽作品と感動作品を順番に観るのがよさそうに思いました。