7月3日(土)『ひばり・チエミのおしどり千両傘（1963）』を観ました。

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美人で夢見がちのお姫様と天真爛漫なチャッカリ腰元。美空ひばりが、江利チエミと名コンビを組んで贈る明朗青春時代劇。二人の歌と踊りとコミカル演技が、名匠沢島忠監督の才気溢れる演出に乗って、明るく楽しく展開する第一級の娯楽篇です。
上映時間：86分
（ https://www.toei-video.co.jp/catalog/dutd02428/ より）

●『ひばり・チエミのおしどり千両傘僧』はこんな映画（ネタバレあり）

家から抜け出して街に出てしまったお姫様（美空ひばり）と、代わりにお姫様のふりをするチャッカリ腰元（江利チエミ）のお話。江戸っ子のべらんめえ口調の美空ひばりはよく観てきたが、今作はおしとやかなお姫様が面白い。

庶民の生活がまったくわからないお姫様が街に出てしまう。これはもう目が離せない。連れ去られたらどうしよう。変な男に騙されたらどうしよう。そこに、お姫様のふりをするチャッカリ腰も目が離せない。代わりがバレたらどうしよう。失敗したらどうしよう。というわけで、ダブルのハラハラドキドキなお話なのでした。

でもって、お姫様の美空ひばりは、なんだかしゃべりも動きも笑わせようとはしてないのに、笑えてしまう。チャッカリ腰元の江利チエミはめを見開いたりの大袈裟なアクションで、笑えてしまう。

観にきた人からは、観終わって拍手が起きてました。「こういうの楽しくて、後味も良くて最高ですね」と大好評でした。
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