大豊町『にしどい』リクエストされた映画を観ます。

地域に住んでいる人が、映画を観に来ていただける場所です。

10月9日(土)『嵐を呼ぶ男(1957)』を観ました。

youtu.be

美しい兄弟愛を中心に、好漢石原裕次郎が、唄って暴れてぐっと泣かせるとともにスケールの大きい充実した娯楽大作。
https://www.nikkatsu.com/movie/20222.html より)

●観た感想など
石原裕次郎は若さゆえに思い通りにならないイラつきみたいなものが上手く出ていたし、北原三枝演じるヒロインのバンドの女性マネージャーはカッコよかったです。
出来の悪い兄(裕次郎)と賢い弟のようなお話で、一緒に住んでいる母親は、弟ばかりかわいがって兄には文句ばかり言ってしまう。それで兄は「どうして母さんは俺を認めてくれないんだ。今度こそ認めさせてやる」みたいなことになります。

『子は親を思いやり、親は子と分かり合う』こういう考えが公開当時は強かったのかもしれないと思いました。なんでそんなにお母さんに自分を認めて欲しいのかが私にはよくわからなかったのです。今では『毒親』とか『分かり合えない親子ってのもいるんじゃないか』みたいなお話もいくつか出てきているので、時代の流れもあるのかもしれないと思いました。