大豊町『にしどい』リクエストされた映画を観ます。

地域に住んでいる人が、映画を観に来ていただける場所です。

10月2日(土)『喜びも悲しみも幾歳月 (1957)』を観ました。

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灯台守夫婦の波乱に満ちた生活を描いた壮大なる年代記。たった一度の見合いで結婚した灯台守夫婦が、職務のために日本全国を転々としながら愛をはぐくみ、激動に時代をくぐり抜けていく究極の人間賛歌!
https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/03102/ より )

●観た感想など
昭和7 年から25年間の、点在する灯台を転々としながら厳しい駐在生活を送る灯台守夫婦の物語です。

2時間半もあるのですが、勤務する灯台が変わると風景が一変して、いきなり雪の覆われた北海道だったり、南国風景の南の島だったりして、面白く観ているうちにあっという間でした。

高峰秀子佐田啓二の存在感が観てて清々しいです。
そして、これは日本が戦争に参加して、敗戦を迎えるまでの物語でもあります。
ある夫婦の人生を一本の映画の中で体験したような気分になるし、南から北まで遠くを旅したような気分になるロードムービーでもあります。
このような”人生讃歌(人生の素晴らしさを表現する作品のこと)”は今まで観てこなかったような気がして、新鮮に感動して、観終わって気分がよかったです。