3月20日(土) 『ひばりの森の石松(1960)』を観ました。
●『ひばりの森の石松』はこんな映画です(ネタバレあり)
美空ひばりの唄と立ち回りが存分に楽しめる作品。
なにしろセットも出てくる人も、ハリウッド並に豪華です。富士山をバックにお茶摘み娘が音楽に合わせて踊るようにお茶摘みするシーンから圧巻です。
ここでお茶摘み娘の美空ひばりが他の娘たちに「また、森の石松のお話ししてよ、それが楽しみで仕事してるようなもんなんだから」とか言われて、美空ひばりのお話がはじまります。なので森の石松が美空ひばリと言う流れも違和感なく観れました。
私みたいに「森の石松のお話を全然知らない人」でも問題なく楽しめます。
今回観て少し驚いたのが、森の石松が静岡から四国は香川のこんぴらさん(金比羅山)に向かうこと。
クライマックスは豪華な二階建てなセットでの大立ち回り。キルビル(タランティーノ監督)並の、上に下へのアクションシーンに大満足でした。その後、ちゃんとこんぴらさん(金比羅山)でのロケシーンも出てきました。よくこんなシーン撮れたと思うくらい、たくさん人が出ていました。 なにしろ今作は楽しい作品で、若い人にもおすすめです。
この時期に美空ひばりの映画は3ヶ月に一本ペースで公開されてます。そういうイケイケの雰囲気も、観てて感じられて楽しかったです。
(この作品はゲオの宅配レンタルにあります。https://rental.geo-online.co.jp/)
●この日の上映会の話
お花を持ってきてくれたお客さんがいたので、ビンに入れました。
上映会の常連だったコンドウのお父さんの席はあけておきました。一緒に楽しんでくれてたらよかったです。
観終わって「うわー、面白かったーっ」と思わず言ってしまいました。みなさん楽しめたようです。
上映後に、亡くなったコンドウのお父さんの撮影していた、懐かしのホームビデオを少し観ました(私がビデオ→DVDの変換を頼まれたので持っています)。コンドウのお父さんの話ができたので、よい時間をすごせました。