3月13日(土)『家族(1970)』を観ました。
●『家族』はこんな映画です(ネタバレあり)
九州から北海道まで移動する家族を追ったロードムービーで、大阪の万博など、各地でロケを行って作られた作品です。
この時期の日本を、記録映像のようにフイルムにおさめたような作品ですが、人間ドラマもしっかり描かれています。
家族の主人は井川比佐志さんで、その妻は倍賞千恵子さんです。役柄がまるで本人そのもののように成り切っていて、ドキュメンタリーに見えるほどです。あと笠智衆がいいです。いい味出してます。
内容は少し重いところもありますので、見て辛くなる人もいるかもしれません。でも、最後の北海道のシーンは明るい希望を感じます。
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●この日に映画を観た話
この作品をリクエストしてくれた方はもちろん、お友達も誘そっての鑑賞だったので、4人ほどのお客さんで観ました。
九州からはじまり、福山の工場に勤める弟さんの家に寄る流れで、巨大な工業地帯が出てきました。私は工業地帯萌えな人なので、このシーンからは目が離せなかったです。
大阪万博のとんでもない数の人の集まる大阪のシーン、建物のひしめき合った東京、どこまでも広がる大地の北海道。
観終わって遠くまで出かけたような気持ちになりました。